WordPress(CMS)をホームページに導入するメリット・デメリットを初心者にもわかりやすく解説します。
2020.12.06
CMSとは?WordPressについてはこちらでおさらいくださいませ
→CMSって何?CMS(WordPress)をホームページに導入するとは?
WordPress(CMS)導入のメリット
初期制作コスト、更新・管理コストを抑えることができる
標準的な設定やプログラムが施されたテンプレートをベースに制作を行うことなるので、立ち上げの労力を大幅に削減できます。
ホームページ制作会社に依頼する場合であれば費用を抑えることができますし、自作する場合であれば労力を大幅に減らすことができるということになります。
また、テンプレートで共通管理する部分などの更新も一箇所の修正で全ページが更新されるので、更新・管理のコストも抑えることができます。
HTMLやCSSなど専門知識がなくても編集・更新が可能
特別な専門知識がない人でも、比較的簡単に編集・更新することができます。ブログなどをやられた方であればわかりやすいと思いますが、テキストが打ち込めて、PCなどの操作ができれば扱うことは可能です。
また、操作方法が比較的簡単なので編集・更新担当者を選任しやすく、引き継ぎ等もやりやすいので安定的なホームページ運営が可能です。
WordPressのようなクラウド型CMSなら自宅や外出先からでも操作可能
WordPressなどクラウド型CMSの場合、特別なクライアントソフトを使う訳ではないので、自宅や外出先のPCやタブレット、スマートフォンでの編集・更新が可能です。
CMSに標準的に備わっている便利機能や特徴を活かすことができる
- タイマー機能:公開・非公開などを日時を指定して自動化することができる。
- 編集権限振り分け:編集できる設定・コンテンツ等の権限を細かく設定できるので、複数の担当者・担当部署にガバナンスを保ちならが編集権限を与えることができる。
- 統一されたテンプレート:デザイン・レイアウトやSEO対策の設定などを崩すことなくページを作成できる。
- SNSなど外部との連携:FacebookやTwitterなどのSNSへの投稿や「いいね」ボタンなどの連携が容易。
などがあげられます。
更新費用・時間を節約できる
これまで外部の制作会社などに依頼していた編集・更新作業を自社内で行うことで費用の節約、また、迅速な更新も可能になる。
CMS導入のデメリット
セキュリティ面の不安?
特定の企業が自社専用に開発したCMSの場合はともかくとして、ほとんどのCMSは多くの利用者が同じシステムを使っている状態になります。
ホームページのセキュリティを破って不正にホームページを改竄したり、顧客情報などの機密情報を不正に入手しようとするようなハッカーは、同じシステムを使っているサイトの1つを破れば他でも同様の手法が使える可能性が高いと考えCMSをターゲットにする傾向があります。
もちろん、WordPressを始めCMSの配布元はそういった不正に対処するためのシステムのアップデートを常にかけていますが、狙われやすいという面は否めません。
ただし、私としては一概に不安があるとも言えないと考えています。そのことにつていは以下の記事で解説しています。
→WordPressの「セキュリティ面には不安がある」は本当なのか?
ルールから外れたページの制作には余計な労力がかかる
CMSは専門知識がない人にも編集・更新の可能性を開きます。それは、編集・更新に一定のルールを設けることで実現しています。要するに、専門知識の必要なプログラミングはテンプレート側で処理しているということです。
逆に言えば、CMSはこのルールに縛られることになるのでルールに則らないデザインやレイアウトのページを制作するには、例外処理をプログラムする必要がでてきます。
結果として、CMSを導入していないホームページよりも余計な労力がかかることになります。
最期に「CMSは夢のツール」ではない
最期に確認しておきますが、「CMSは誰もが編集・更新できる夢のツール」ではありません。
確かに専門知識のない人でも編集・更新が可能になる範囲は広がりますが、作りたいレイアウトや表現によっては、知識を技術を要求されることが少なくありません。
「自社で更新をやりたいのでWordPressで制作してほしい」という依頼をよく受けますが、弊社では必ず「ホームページの全ての箇所、全てのページが御社内で編集可能になる訳ではない」ということをお伝えしています。
ただ一方で、CMS導入にはメリットが多いことも事実です。一部とは言え社内で迅速に編集・更新作業が可能である点や初期制作費用や更新・管理費用が安くつくという点など大きなメリット言っていいと思います。
実際、新規で制作されるホームページでCMSを導入しないという選択肢は余程の理由がない限りあり得ないと言っていいかと思います。