HDの交換時期
2007.07.26
HDは故障はデータの紛失につながる為、仕事上・精神的ダメージが大きなパーツです。
データの紛失を防ぐにはバックアップが通常ですが、何よりもまず、マスターデータを失わないよう、普段利用しているHDのメンテナンスが重要になります。
このHDのメンテナンスは以下の通り。
1.ソフトウェア的メンテナンス
・デフラグ
・チェックディスク(スキャンディスク)
・OSレベルの再構築(OSの再インストール)
・OSのクリーニング(不要データ/ソフトの削除やレジストリのクリーニング)
2.ハードウェア的メンテナンス
・HDの交換
1.も大切なのですが、今回は2.について。
HDの故障の前兆として、「異音」「レスポンスの低下」「システムの不安定さ」などがあります。
個人的に交換時期を判断するには、
・通常時のHD駆動音が大きくなってきた
・レスポンスが明らかに悪い
・導入/交換後3年以上経過している
上記のチェックのうち、2つ以上が該当したら交換しています。
どうでもいいPCだとその限りではありませんが。
HDだけの交換だったら、
1).HDのイメージを取得(外付けHDやネットワーク上にイメージを保存)
2).HDの物理的交換
3).イメージを復元
で、済みます。PCやHDのスペックによりますが、上記一連の作業は1時間~2,3時間で可能です。
HDがちょっと怪しくなってきたら、恐れずに交換をお勧めします。一度経験してしまえば、何てこと無い作業ですから。(初めての時は何かと事故が起りやすいのでバックアップをとってから行う方が間違いありませんが。)
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カテゴリー:技術情報メモ