地デジでテレビは変るのか?コンテンツマッチ広告...?
 2006.08.04

地上波デジタル放送(以下、地デジ)が開始されてますが、これって。テレビがネット化するっていう側面もありますよね。 ドラマの最中に「女優の身に着けている洋服が買える」みたいなことができるらしいですが、これって「コンテンツマッチ広告」ってことですよねぇ。 テレビ番組をWEBのコンテンツと置き換えて考えてみるまでもなく「コンテンツマッチ広告」ってことだと思います。 地デジではどんな技術でこの「コンテンツマッチ広告」を露出していくのか知りませんが、そのうち「地デジAdsense」みたいなものが出てくるんでしょうね。そうするとこの「地デジAdsense」の広告収入(アフィリエイト目的)を狙った番組や放送局がでてくるんじゃないかと思います。詳しくは知りませんが、放送局を開設するには許可がいるはずなので、WEBのようにアフィリエイト目的のサイトが乱立するような事態にはならないにしても、アフィリエイトパワーに押され、地方の一部地域を対象にした放送局なら比較的簡単に開設できるような規制緩和があっても不思議じゃありません。 無論、既存の放送局もアフィリエイト目的の番組やモア(more)チャンネルをやってくでしょうから、現在、民放の収入源であるスポンサー収入とコンテンツマッチ広告収入の力関係によっては、番組編成も大きく変るんじゃないかなぁ~と思ったりします。 なんにしても多少、コンテンツマッチを意識した番組編成になることが間違いない訳(コンテンツマッチ広告の単価はコンテンツとのマッチ率や広告主サイドの入札単価によって決まってきますから、儲けたければ、当然、広告とのマッチ率や入札単価の高いテーマの番組編成になると思われます)で、他人ごとながらテレビ局もたいへんだなぁと思いますね。 まぁ現時点でもかなりペイドパブリシティ的なコンテンツマッチを意識した番組ばかりともいえますが... まぁ既に広告代理店あたりがやってるでしょうが、優秀な「地デジAdsense」が開発できれば、儲かるでしょうな。
カテゴリー:技術情報メモ