オフィスの移転に際しての注意点(2)
2007.01.25
前回の事前準備編からの続きです。
事前準備が済んだら、いよいよ移転です。移転時・移転後にも諸々注意事項があります。
1.運搬時の監視
引越し業者がPC関連機材を雑に扱わないか、監視しておく事が必要です。いくら引っ越し業者がきれいな話をしても、実際に運搬作業をする方々は、多くの物を限られた時間で運ぶべく、必死です。
ですので、必ず運搬時は監視をさせてもらい、嫌がられても機材は慎重に運んでもらうよう、都度説明・依頼して下さい。適当に運ばれて機材破損があると、その修復も手間ならとりあえずの代替機の用意なども大変な手間です。
2.欠品チェック
移転先での開封時に、欠品が無いか気をつける必要があります。経験上、キーボードが無かったり、ケーブルが無かったりというので困らされた事があります。
3.結線・起動チェック
移転先に設置後、結線をし、起動チェックします。結構結線を忘れるのが、プリンタやNASなどでしょうか。とかく利用頻度の低い機材は結線漏れするので、事前にチェックリストを作成し、漏れがないようにした方が結局手間が少なくて済みます。
以上、簡単に整理してみました。
大抵、事務所の移転はタイトなスケジュールのもと行われるので、「えいやっ」でやりがちですが、事前の作業・手配リストとタイムテーブルの作成は、実際の移転作業時の手間を大きく削減してくれますので、必ず行いましょう。
と言ってもこれらの話は、中小企業レベルの話なので、大企業とかで、人とお金と時間をかけられる場合は全然違うかもしれません。
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