コマンドヒストリちょっと便利な技
2006.12.03
シェルを使う上でのちょっとしたTips.
長ーいコマンドライン
Unixのコマンドはオプションがたくさんあるものが多いです.望みの動作をするように,あれこれオプションを駆使していると,長ーいコマンドラインになることは場合があります.
長いコマンドラインの途中で,ふとオプションの意味を確認したくなり man コマンドを使いたくなるのは良くあることです.manコマンドは使いたいがせっかく入力したコマンドラインを消してもう一度長いコマンドラインは入力したくない.
さて,こんな時にはどうしますか?別のターミナルソフトを起動したり,Webブラウザで見られるmanを参照したりするのかな?
私の場合はこうです.
1. Ctrl-Aで長いコマンドラインの行頭に移動
2. 「-」を先頭につけてリターン.当然そのコマンドライン(例えば「-ls」「-/bin/egrep」) Command not found でエラーになる.
3. manコマンドでオプション確認
4. コマンドヒストリでCtrl-Pで2.のコマンドラインを復元.先頭の「-」を削除し,調べたオプションを追加してコマンド実行.
ミソは2.のところでワザと Command not found にして,それまでに入力したコマンドラインをヒストリに記録しておく…と言うことです.
カテゴリー:技術情報メモ