【マウス】:Logicool MX Revolution
 2006.11.16

飼い犬にマウスを壊されたのをきっかけに急遽購入したMX Revolutionは、ロジクールマウスのフラッグシップとして2006年9月15日に発売。スムーズスクロールとレーザートラッキングをウリにとして満を持して登場。 それまで使っていたMX700も、これといった不満はなかったのだが、壊されてしまったので仕方がない。どうせ買うならイイものがイイ。仕事柄、マウスの精細さは良けりゃ良いほどありがたい。 なにしろMX700を2年程使ったのでそれ以来巷のマウス情報は一切気にしていなかった。700購入当時、「800dpiの分解能!」みたいなウリで即購入した経緯があるが、いつのまにやら時代はレーザートラッキング。Revolutionも800dpiだが、レーザーエンジンですよレーザーエンジン。「これまでの20倍のトラッキング性能を実現」だそうだ。 さらに、「Revolution」の所以でもある「フリースピンモード」。「MicroGearプレシジョンスクロールホイール」という厄介な名前のスクロールホイールが搭載され、超縦長なWEBページでもアっという間に下端までスクロールできる。 実際使ってみた感想は・・・「正常に動けばすばらしい」・・・です。なんか良くわからんが、挙動不審。特に「フリースピンモード」がアプリケーション毎にスクロール量が変化したり、勝手に設定したスクロール量の数値が変化したりする始末。順調に使えていれば、この上なくスムーズで気持ちの良いスクロールが体感できる。おそらく、管理ツールの「SetPoin」とというソフトのデキがイマイチなようです。 「これまでの20倍のトラッキング性能を実現」については、正直わかりません。MX700となにが違うか?と言われれば・・・逆に何が20倍だって?と問うてみたくなります。 外観や使用感に関しては、無駄な色を使わずクロムとダークグレー系で高級っぽさを品良くコーディネイトされていて、クロム部が金属だったら言うことナシです。造形も、右利きな人であれば非常になじむ形状で、特に親指部分のエグレが大胆で素敵です。パンチング風のラバーも用いたりしていて、ディテールでもがんばったデザインと言えます。 そんな感じで、スクロール以外は普通に満足できる商品だったわけですが、このタチの悪いスクロールがあまりに使いづらいのでロジクールのサポートセンターへ問い合わせ。3日後に返事が来て「事例がないのでわかりません」だって。ウソつけ。検索すればいくらでも同じような症状で悩んでるヒトがおるではないか。せめてゴク普通の一般的で単純なスクロールホイールに戻せる設定くらい用意してほしい。 ★ロジクールMX Revolutionを比較検討
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